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A DOLL HOUSE
パレ・ド・トーキョー
2018年6月22日~9月9日
西野達のインスタレーション作品の設計と現場監理
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パリのパレ・ド・トーキョーで開催された「こども時代」展にて、日本人美術家、西野達氏による美術館の入り口に設置された巨大なインスタレーションの設計、施工監理を担当した。本来、遊具としてのドールハウスは小さなスケールで作られてあるが、それを現実サイズのスケールで作るというユニークなプロジェクトの立案から設計までをAtoYが手掛けた。
工事用の足場の上に設置された2階建ての自立型のドールハウスは、いかにドールハウスの簡素化された構造やディテールの要素を残しつつ、パブリックを受け入れ可能なしっかりとした構造の空間が作れるかが求められた。構造は遊具のような薄いスラブを実現するために鉄骨造で作られ、木仕上げとした。
美術館のエントランスに設置されたこのインスタレーションは、展覧会の華やかなシンボルとして、すべての来場者を出迎えた。
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施主・主催 :
国際交流基金、パレ・ド・トーキョー
コミッショナー :
Sandra Adam-Couralet et Yoann Gourmel, Kodama Kanazawa
コラボレーション :
西野達 (アーティスト)、Brizot-Masse Ingénierie(構造)
面積 :
90 m²
写真クレジット :
Rèï Dumand