AtoY

時のギャラリー

ルーヴル・ランス美術館
2021年
常設展示の空間構成とグラフィックデザイン

2021年にルーヴル美術館ランス別館の常設展「時のギャラリー」が、初めてルーヴル以外の美術作品も取り入れながら、よりバラエティや色彩に富んだものへとすべての作品が入れ替わる。
3,000㎡の無柱空間に紀元前3500年頃から19世紀中頃までの約5000年にわたる期間の美術品が一堂に展示されるという
強いコンセプトを維持しながら、AtoYは時系列というコンセプトを協調したプロジェクトを提案する。
時系列を明確化するために、ギャラリー全体に「時のライン」を記述し、限りなくシンプルな展示台の流動的な配置により、
作品に動きをつける。そして新しい風景はアルミニウムの壁に映り込む。区画化されない自由な導線が、時の重ね合わせを協調したいくつもの光景を生み出すだろう。
施主・主催 :
ルーヴル・ランス美術館
コミッショナー :
Jean-Luc Martinez, Marie Lavandier,
Vincent Pomarède & Luc Piralla
コラボレーション :
Serge Damon (照明デザイン),
Emmanuel Rouillier (マルチメディアデザイナー)
面積 :
3000 m²