AtoY

FACE À ARCIMBOLDO

アルチンボルド展

ポンピドゥーセンター・メッス

2017年10月20日~2018年3月5日
企画展覧会の空間構成
この展覧会は1987年にパラッツォ・グラッシで開催された「アルチンボルドの影響、16世紀から20世紀までの肖像画展」に基づいたもので、アルチンボルデスクにインスピレーションを得た近現代の作品のセレクションを通じて、アルチンボルドの肖像画を紹介する前例のない機会となった。
ポンピドゥー・メッスの美術館のシンボル空間でもあるグランネフで行われ、空間デザインはアーティストBerger&Bergerにより提案された。何世代にもわたる芸術家、地理、媒体が交差する城塞の地図作成を示唆している。
展示壁は空間美術ではほとんど使用されていない建築の重要な要素の1つである軽量コンクリートブロックで構成され、ガラスケースやニッチのはめ込まれた壁に設けられた開口部を鑑賞者は通り抜ける。部分的に90度に回転された飛び出したコンクリートブロックは作品の展示台となり、さまざまな展示方法を提案する。
施主・主催 :
ポンピドゥーセンター・メッス
キュレーター :
Chiara Parisi & Anne Horvath
アーティスティック・ディレクター :
Berger&Berger
面積 :
1160 m²
写真クレジット :
AtoY